2020年秋冬コレクションから、メンズのファッショントレンドの傾向をまとめました。
秋冬のトレンドの動向も要チェックです!
【1】春夏トレンドは秋冬でもOK?
まずは春夏のトレンドアイテムとしてランウェイに多く見られたアイテムのうち
秋冬での動きをチェックしましょう。
写真は全て、2020年秋冬コレクションからピックアップしました。
1.サテン
写真左から、ディオール、パームエンジェルス、トムフォード。
2020年春夏のランウェイで数多く見られたサテン素材。
アイテムを問わず秋冬も継続してOKながら、春夏よりはトレンド感が控えめ。
カラーの自由度が高いので、個性を出したい日のコーデにオススメ。
2.ブーツカット&フレア
写真左から、ディースクエアード、セリーヌ、ジルサンダー。
春夏はデニムのブーツカットやフレアが爆発的に多かったですね。
秋冬コレクションでも見られましたが、展開したブランドは少なめ。
秋冬はどちらかと言えば、ゆったりシルエットのワイドパンツの展開が多い印象です。
3.カーゴパンツ
写真左から、サカイ、ディースクエアード、エルメス。
カーゴパンツは定番アイテムとしての地位をキープ。
もともと2020年春夏でも代表的なトレンドアイテムではないので、今までの感覚で履いてOK!
その他の秋冬トレンドともコーデしやすいのが魅力的。
4.デニム
写真左から、ポールスミス、ヴェトモン、マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン。
春夏で爆発的に多かった、デニム。
特に上下デニムコーデは春夏の最大のトレンドではないかというほどでしたが、秋冬ではわずかに減少気味。
しかし写真の通り、上下デニムコーデを展開しているブランドもあるので、まだまだトレンド継続中。
5.レザージャケット
写真左から、マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン、ダンヒル、エルメス。
レザージャケットは2020年一年を通してトレンドアイテムです!
寒い日の強い味方でいて、着回しがよいのでうれしいトレンドですね。
形状も様々なので、既に購入済みのものでもまだまだ使えます。
6.レザーパンツ
写真左から、ダンヒル、サルヴァトーレ フェラガモ、コーチ。
レザーパンツもジャケットと同じく秋冬も継続トレンドアイテム。
春夏では上下レザーのトータルコーデが多かったですが、秋冬は上下で揃えなくてもOK。
逆に上下で揃えてもトレンド遅れコーデということでもなく、汎用性高いアイテムです。
7.アニマルプリント
写真左から、ヌメロ ヴェントゥーノ、ヴェルサーチェ、サカイ。
アニマルプリントも2020年シーズン問わずOKのトレンド。
春夏から引き続いて、柄はレオパートが最も多く、ゼブラやタイガーがランウェイに見られました。
秋冬になりがちな地味コーデに、パッとトレンドと個性を加えられるオススメアイテムです。
春夏のトレンドの詳細は、別の記事でまとめているのでこちらをご覧ください。
クラシック回帰と言われる現在のファッション業界らしく、クラシックなアイテムのリバイバルが目立ちました。
それでは秋冬のトレンドを見ていきましょう!
【2】2020年秋冬のトレンド
1.ユーティリティベスト
写真順にタトラス、エンポリオアルマーニ、ディースクエアード。
数年前に日本でも原宿発信でトレンドだったアイテム、ユーティリティベスト(フィッシングベスト)。
2020年秋冬は、釣り感やオジサン感というより、実用性のあるベストが人気です。
アウトドアな雰囲気よりも、写真タトラスのようなロックテイストや、
ディースクエアードのようなリッチレザーでオトナの抜け感を出して。
2.ロングレザージャケット
写真順に、アクネストゥディオズ、ヴァレンティノ、コーチ。
レザージャケットもトレンドですが、中でもロングのレザージャケットが2020年の秋冬トレンド。
襟にファーがあしらわれたラグジュアリーデザインから、裏ボアのカジュアルデザインまで、多様に展開されています。
丈も様々ですが、ひざ下くらいの長さのものが多い傾向です。
ファーの有無やカラーによって全体の印象が大きく変わるので、色違いで複数持つのもオススメです。
3.クラシックブルー
写真順に、グッチ、サカイ、ニールバレット。
2020年のパントンオブザイヤーである、クラシックブルーは1年を通してトレンドカラーです。
明るすぎず暗すぎない、日暮れの空の色。
鮮やかな青は、冬のワンパターンになりがちなコーデにスパイスを与えてくれます。
ニットとの相性もバッチリなので、寒い季節に重宝したいカラー。
4.レッドカラー
写真順に、バーバリー、ディースクエアード、エンポリオアルマーニ。
クラシックブルーとは真逆の、レッドカラーもランウェイを華やかに飾りました。
差し色ではなく、メインカラーとして使用するのがトレンド感。
エンポリオアルマーニのように、小物やシューズも合わせてカラーを揃えるとデキる男コーデに。
5.幾何学模様
写真順にジョルジオアルマーニ、パームエンジェルス、プラダ。
2020年の秋冬に、幾何学模様がトレンドイン。
シンプルな図形を繰り返すことで生まれるパターンは、洗練されたウェアを演出してくれます。
柄モノのアイテムを買うなら、幾何学模様か前述のアニマルプリントにすると2020年コーデにしやすいですよ。
6.アシンメトリー
写真順に、ディオール、サカイ、ニールバレット。
アシンメトリーなデザインウェアは、2020年秋冬の1位2位を争うほどランウェイに現れたデザイン。
アーバンなデザインは遊び心があって、マンネリしてしまうコーデに新しい風を取り入れやすいアイテムです。
写真のサカイやニールバレットのように、シンプルに取り入れれば、さらりとトレンドコーデに。
ディオールのようなバイカラーや、柄×柄は個性派にオススメ。
ブランドによっては、ウェアの一部を取外してアシンメトリーに出来るものもありました。
7.異素材ドッキング
写真順に、セリーヌ、エトロ、ニールバレット。
こちらも非対称デザインと並ぶほど、2020年秋冬コレクションで数多の展開がされたデザイン。
既に異素材ドッキングは近年注目されているデザインですが、2020年秋冬でもかなり多くのブランドが見せてくれています。
一つのウェアに、複数の素材や複数の柄が混在する異素材ドッキングデザイン。
まさにひとつで主役級の存在感があるアイテムです!
素材や柄の組み合わせ、そしてデザインは、写真の通りブランドによって様々。
自分の個性にピッタリな1枚を見つけてくださいね。
8.ロングベルト
写真順に、ヴァレンティノ、ヌメロ ヴェントゥーノ、アニオナ。
2016年頃から度々ランウェイに現れるロングベルトが、2020年秋冬のランウェイにも姿を見せています。
アウター付属のベルトが長いデザインのウェア展開が見られました。
もちろん独立したロングベルトも◎。
冬ののっぺりしてしまいがちなコートに取り入れると、スッキリシルエット&遊び心が取り入れられます。
9.ネックウォレット&ネックポーチ
写真順に、ジョルジオアルマーニ、ヴェルサーチェ、オフホワイト。
バッグはどのバッグでもミニマル化が進んでいる中、近年人気上昇中のネックウォレット&ネックポーチが注目株。
首から提げた小さめのポーチは、機能性とオシャレの美味しいトコどりです。
ジョルジオアルマーニのようなレザーのネックウォレットなら、男のエレガンスを演出。
ヴェルサーチェのようにカラーでコーデのアクセントとして取り入れるのもGOOD。
【3】まとめ
2020年秋冬のメンズトレンド、いかがでしたでしょうか?
メンズはレディースよりもトレンドの入れ替わりが遅いので、引続いたトレンドが多かったですね。
まだしばらく秋冬シーズンは来ませんが、事前に準備しておきましょうね!
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きっと世のメンズ達もそうだと信じて、今回は「2020秋冬メンズコーデ」を特集しちゃいますね☆
各シーズンのコレクションでも取り込まれていましたが、2020年のメンズ秋冬コレクションでは、よりフェミニンさを含んだメンズファッションが多く見られました。
ストラップやダッドスニーカー、クラシックなデザインから新しいデザインまであります。
最後まで要チェックですよ!
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