【1】はじめに
おしり小さくなりたい!
海外ではおしりがでかい方がセクシー、なんて言いますが、日本の女性にとっては小さいおしりこそ正義。
ダイエットしてもおしりのお肉が何故か落ちなかったり、そもそもダイエットすら難しかったり、加齢によって垂れ下がってしまったり…。
細い方でも、キュッと引き締まったミニマムおしりを常に目指す!って方もいますね。
おしりを目立たなくさせること。それは全ての女性たちの永遠のテーマです!
そんなおしりが気になる女性たちのために、おしりを出来るだけ目立たなくさせるコーデ術を解説します!
【2】でかいおしりにNGのコーデ・アイテム
まずは、でかいおしりが余計目立ってしまうNGコーデやアイテムをご紹介。
これからご紹介するものは、余計におしりが際立ってしまうので避けましょう!
バックポケットのボトムス
あんまり気にしない方も多いですが、バックポケットのボトムスはでかいおしりにとってNG!
さりげないデザインでもポイントになってしまうので、おしりを目立たせてしまうことに…。
ポケットがあると、フラットなデザインのボトムよりも布地が多くなってしまうので、少しでも目立たせたくない方は避けてください。
せめてフェイクポケットくらいに抑えるのがオススメです。
タイトスカート
説明するまでもないかもしれませんが、タイトスカートはでかいおしりのNGアイテム。
シルエットがおしりに沿ってしまうので、でかいおしりの存在を目立たせてしまいます。
裾に広がりのあるマーメイドラインなら少し目線をそらすことが出来ますが、布地がおしりにピッタリ沿うことがNGなので気を付けて。
スキニーパンツ
スキニーパンツもタイトスカートと同じく、おしりのシルエットがハッキリしてしまうのでNG。
最近はストレッチ素材のラクチンスキニーもあって、うっかり選んでしまいがち。
ストレッチ素材のスキニーは普通のボトムスよりも布地が薄く、よりおしりの大きさが強調されてしまうのでご注意を!
薄手のボトムス
タイトシルエットがおしりのラインを強調してしまう流れで、薄手のボトムスもNGとしっかり覚えておきましょう!
スカートでもパンツでも、薄手の布はおしりのラインにピッタリ沿って、ピッチピチのおしりになってしまいます。
薄手のボトムスは選ばないのがベター。
どうしても薄手にするなら、おしりと布の間に隙間が生まれるゆとりのあるサイズ感で。
ハイライズ
おしりが気になる方が、スッポリ包んで隠してしまおう!と選んでしまいがちなハイライズ。
これ実は、NGアイテム。
画像は同じモデルさんですが、こんなにおしりの存在感が違うんです。
ライズが深いほど、“おしりに見える部分”が大きくなってしまうので、ミドルライズやローライズ寄りで選ぶのがオススメ。
フリルスカート
おしりのラインを隠せばいいなら、フリル!
と思ってしまいがちですが、フリルもでかいおしりのNGアイテム。
ある意味正解でもあるのですが、正確にはフリルがおしりのトップより上から始まるデザインがNGです。
フリルがシルエットを“かさ増し”してしまうので、一番膨らみのあるおしりのトップより上からフリルがあると、おしりも大きく見えてしまうことに!
“かさ増し”はおしりの一番高いところより下から入ると、でかいおしりもシルエットがキレイになりますよ。
膨張色のボトムス
これは言わずもがなですね!
ホワイト、レッド、オレンジ、イエローを代表とする膨張色をおしり周りに持ってくるのはNGです。
膨張色とは逆の、引き締まって見える収縮色であるブルー、グリーン、ブラック等のカラーを選ぶのがオススメ。
【どっちが正解?】ひざ上丈のアウター
ここからは人によってOKとNGが分かれる難しいアイテムです。
ひざ上のアウターは、でかいおしりの存在感が目立ってしまう丈。
でもおしりを目立たせないためには、重心を上に持ってきてあげるのが◎。
背が低い方や、全体ぽっちゃりさんは、おしりが少し出てしまうひざ上丈にした方がスッキリして、全体のシルエットがキレイになります。
本当におしりの存在を隠したい方は、ロングアウターですっぽり隠すコーデにしてあげる方がオススメです。
【どっちが正解?】チュニック
こちらもどっちを選ぶかが難しいタイプのアイテム。
チュニックなどの丈が長いトップスは、でかいおしりを隠して目立たせなくさせてくれます。
ただし、長い丈が背中からおしりに掛けて伸び、ウエストも隠してしまうので全体が太ってみえてしまいます。
全体がぽっちゃりさんは、隠してしまうよりもウエストで細さを出し、目線を上に上げることで、でかいおしりを誤魔化すのがオススメ。
普通~細め体型さんは、腕や足、首元などで細さを見せることが出来るので、チュニックで隠してしまうのもOK!
【3】コーデの前に!タイプ別の意識するべきポイント
でかいおしりを目立たなくさせる!
と言っても、おしりが気になる女性のタイプによって、コーデのテクニックで力を入れるポイントが変わってきます。
コーデテクニック解説の前に、わかりやすくタイプを分類してみました。
1.全体的にぽっちゃりさんタイプ
全体的にぽっちゃりさんタイプの方は、おしりだけでなく、全体を細見えさせるようにシルエットを整えるコーデが重要ポイントです。
一番強調されてしまうおしりや胸を隠してしまいがちですが、全部を隠してしまうと、より太って見えてしまうことも。
隠しながらシルエットにメリハリを入れることを意識しましょう。
2.普通~細め体型だけど、おしりと胸が大きいメリハリタイプ
おしりと胸が大きいメリハリタイプさんは、出っ張ってる部分をカバーしようとすると、太って見えてしまうことに悩みがちですよね。
気になるでかいおしりから目線を外すコーデを取り入れ、プラスでシルエットを整えるテクニックで、太ってないことをアピールしましょう!
おしりや胸を隠しつつ、細い部分は思い切って出してしまうのがポイントです。
3.普通~細め体型だけど、おしりだけが大きいタイプ
普通~細め体型さんは、とにかくおしりを目立たせないよう、おしりから目線を外すコーデを意識して取り入れましょう!
おしりから目線を外すコーデポイントを重点的に取り入れることで、他が細い分、キレイ体型を演出しやすいです。
【4】おしりを目立たせないコーデ・アイテムのテクニック
それではお待ちかね、でかいおしりを誤魔化すテクニックについて解説していきます!
おしりを誤魔化すためのテクニック、種類としては2つです。
- おしりから目線を外すテクニック
- シルエットを整えるテクニック
でかいおしりを誤魔化すのに大切なコーデのルールは、ズバリこれ。
とにかくコーデ全体の重心を上に!他人からの目線も上に!
そして、おしりまわりのシルエットを整えて、逆三角か砂時計のシルエットを目指す!
この2つを意識すれば、スタイルアップ出来ちゃうんです♪
それでは、おしりから目線を外すテクニックからご紹介します。
おしりから目線を外すコーデテクニック
ボリュームのあるトップス
トップスにボリュームを出して、おしりの存在感を減らしてあげるテクニック!
ボリュームのある部分を出来るだけ上に持ってくれば、全体のシルエットが逆三角や砂時計型の、でかいおしりが目立ちにくいコーデになります。
フリルやドレープのあるトップスや、パフスリーブやエンゼルスリーブで腕や肩まわりにボリュームのあるデザインがオススメ。
トップスデザインを探さなくても、スカーフでボリュームを出してがるのもアリです。
開けたネックラインで胸元を出す
胸元を出してあげると、でかいおしりの存在感も小さくなる!
おしり関係ないじゃん!と思われそうですが、ちゃんと理由があるんです。
首元が詰まってると、胸元からおしりまでが“ひとつのかたまり”のように見え、おしりにも目線が行ってしまうことに。
そこで胸元を出してあげると、ひとかたまり部分が小さくなって、でかいおしりの存在が減るのです。
胸元が開けたネックは、Uネックやスクエアネック、ボートネックなど色々ありますが、正面から見たときに水平なラインでないネックがオススメ。
正面から見たときにメリハリのあるラインの方がスッキリ見えるので、Vネックがイチオシです。
ロングブーツ
意外なテクニックですが、ショートブーツよりもロングブーツの方が、おしりを目立たせないコーデ向きのデザインなんです。
ふくらはぎの太い部分より下にブーツが来ると、足全体が目立って、重心も目線も下に向いてしまうからです。
特にぽっちゃりさんのブーツはロングがオススメ。
春や秋にはショートブーツを履きたくなりますが、ロングブーツの方がスッキリ細見えできます。
アクセで目線をアップ!
おしりがでかいのが気になるなら、他人の目線をアップさせるのが大事。
帽子やメガネ、ヘアアクセサリーでワンポイントを入れると、目線が下がりづらくなります。
最近トレンドのバケットハットで今っぽコーデにするのもこなれ感が出てオススメ。
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ここからはシルエットを整えるテクニック。
ぽっちゃりさんやメリハリボディさん要注目のコーデです。
シルエットを整えるコーデテクニック
Aラインスカート
でかいおしりのシルエットは、Aラインスカートで砂時計型に簡単チェンジ!
短い丈でも長い丈でも、広がる裾でおしりがミニマムに見えます。
年代もシーンも選びにくいデザインなので、おしりが気になる方のファーストステップにオススメです。
Aラインのスカートはとってもオススメですが、フリルの位置に注意して!
フリルありなら、おしりのトップより下からフリルが入ったデザインにしないと、フリルがおしりをさらに大きくしてしまいます。
クロップドパンツ
でかいおしりを誤魔化すというよりスタイルアップの要素が強いですが、クロップドパンツもオススメ。
足首を出すことで自然とおしりから目線が外れるし、全体の重心がアップするので「おしりがズーン!バーン!」感を減らせます。
スッキリ見せになるので、全体がぽっちゃりさんにもGOOD。
パンツをロールアップすれば足のシルエットにもさり気なくメリハリをつけられますよ♪
ハイヒール
全体ぽっちゃりさんや、年齢を気にしちゃうタイプがつい避けてしまう、ハイヒール。
ぺたんこ靴はラクチンだけど、ぽっちゃりや年齢が気になるタイプこそ、垂れ下がったおしりをアップさせるのが大事!
ヒールの脚長効果で、おしりの存在感を減らしましょう。
最近は足も痛くなりづらい全体厚底もトレンドなので、積極的に取り入れてみて。
ウエストバッグ&ウエストバックリボン
でかいおしりを上手にカバーするコーデテクニック、ウエストバッグ&ウエストバックリボン。
大事なのは、おしりのトップより上にバッグやリボンでボリュームやワンポイントを入れることです!
おしりよりボリュームのあるものを上に入れることで、おしりのシルエットを隠して目線をバッチリ外せます。
バックリボンはなかなか探すのが難しいですが、バッグならなんでもOK!
簡単に取り入れられるので、チャレンジしてみて。
ワイドパンツ
おしりが大きいのにワイドパンツにしたら、余計下半身が目立っちゃうんじゃ?
なんて心配してしまいがちですが、ワイドパンツは意外とシルエットをキレイに整えてくれるんです。
ワイドパンツと言っても種類が結構豊富ですよね。
普通~細め体型さんは、特に種類は選ばずOK。
全体ぽっちゃりさんはシルエットが横に伸びて太見えしてしまうので、全体がワイドのデザインよりもブーツカットやガウチョなど、裾だけワイドでスッキリさせてあげると◎です!
厚みのある生地
NGアイテムで説明した通り、薄いボトムスはでかいおしりを余計に強調してしまいます。
なので、しっかり厚手のボトムスを選びましょう!
それに加えて、ちょっとゆとりがあるサイズ感で選ぶのが大事。
ピッタピタになると太く見えるので、ちょっとシワが出るサイズ感にすることで、おしり付近にゆとりがあるように見せちゃいましょう!
ウエストマーク
おしりを誤魔化したいのに、出しちゃうの!?
と、びっくりされた方もいるかもしれませんが、ウエストマークもでかいおしりを目立ちづらくさせるためのコーデテクニックの一つなんです。
ウエストを絞らないと、どこまでがおしりなのか分からないので、腰まわりまでおしりのように見えてしまいます。
特に胸も大きいタイプの方や、全体ぽっちゃりさんが陥りがちなもっさりシルエットの解消テクニックです。
しっかりウエストを絞ることでスッキリさせて、現実より大きいおしりに見せない。
これが大事なんです。
胸の下くらいの高めの位置で絞ると、重心もアップ!おしりの存在感を減らせます♪
ドレープボトムス
ドレープとは、布をたゆませてヒダが生まれるデザインのこと。
タックやギャザー、ねじりで生まれるヒダがあると、シルエットにキレイなメリハリが出て、でかいおしりも存在感ダウン!
フリルと同じで、おしりのトップにドレープが集まるデザインは避けて。
巻きスカートも自然なドレープが生まれるのでオススメです。
前だけタックイン
シャツのうしろだけ出しておしりを隠し、前だけゆるくタックインさせてスタイルアップするのもオススメのコーデテクニック。
サイドスリットのデザインなら、さらにキレイニュアンスに見せられます。
シャツ巻き
昔ながらのコーデですが、シャツを腰に巻くのもオススメ。
でかいおしりを隠しつつ、シャツがAラインになってシルエットも整えられます。
最近は肩で巻いたり、上半身に斜めに巻くのがトレンドの巻き方なので、
ちょっと大きめのシャツでおしりを隠すように斜めに巻いたりするのもいいですね!
ロングコート
アウターでおしりを隠すなら、ロングコートがオススメ。
ちょっとおしりが目立つコーデでも、上からロングコートを羽織ればバッチリおしりをカバーしてくれます。
ただし、NGアイテムでご紹介したように、膝より上の丈はおしりが大きく見えてしまうこともあるのでご注意を!
マキシ丈のコートも都会的で抜け感あってオシャレですよ。
【5】まとめ
でかいおしりを誤魔化すコーデ、いかがでしたでしょうか?
細見え、スタイルアップは女性の永遠のテーマですよね。
どんなにダイエットに成功したとしても、追い続けるもの。
この記事がみなさんのお役に少しでも立てれば嬉しい限りです♡