【1】2022SSのメンズファッション
まだ世界的にコロナ禍が続く世の中。
オシャレを忘れてしまいがちですが、あまり外出できないからこそ、トレンドをしっかり押さえておきましょう!
2022SSコレクションから、メンズのファッショントレンドを調査してきました。
今年もまだクラシカルトレンドですが、主に90年代クラシカルがトレンドとして強い印象です。
今回は、アウター編・トップス編・ボトムス編・色&柄編・素材編・小物編 の6つに分けてトレンドをご紹介してきます。
昨年の春夏トレンドと合わせて確認したい方はこちらへ↓
一足先に、2021年春夏のメンズファッショントレンドをまとめました!先にチェックして、トレンドを先取りしましょう。 【1】2021SSのメンズファッション世界的なコロナの影響で2021SSは中止[…]
2022SSコレクションの写真と共に、早速トレンドをチェックしていきましょう!
【2】2021年春夏のメンズトレンド
4ポケットジャケット
写真順:ルイヴィトン / トッズ / ゲーエムベーハー(出典元:VOGUE)
近年トレンドの機能性アウター、4ポケットジャケット。
2020年で通年多く見られたトレンドデザインで、やや下火となりつつも今年もまだトレンドアウターになりそうです。
ポケットが多く機能性に優れていて、ポケットも含めて遊びのあるデザインとして取り入れたいアイテム。
2022年は、ノーカラージャケットやノースリーブでデザインしたブランドもあり、以前よりも幅が広がった印象です。
シャツジャケット
写真順:エルメス / トッズ / フェンディ(出典元:VOGUE)
ちょっと何か羽織りたい、そんな時にいつでも活躍する定番アウター、シャツジャケット。
2022年春夏は、無地でシンプルデザインのシャツジャケットをコーデするブランドが多数でした!
爽やかな春夏を感じるブルーや、ナチュラルなベージュが多いです。
他のトレンドアイテムとも合わせやすい汎用アイテム、今年のマストバイです!
MA-1
写真順:アクネ ストゥディオズ / フェンディ / エルメス(出典元:VOGUE)
昨年からのトレンドアウター、MA-1は2022年もトレンド継続!
シンプルなベーシックなデザインから、カラーブロックや総柄、型押しレザーの個性派も見られました。
ジャストサイズでコーデするブランドが多かったですが、ストリート派にはオーバーサイズもオススメ。
センタープレスのボトムスに合わせて、ミックスコーデするのも楽しいですよね。
オールインワン
写真順:プラダ / アーデム / ブリオーニ(出典元:VOGUE)
昨年からランウェイに現れ始めた、オールインワン。
まだまだコロナ禍による“ステイホーム”で、リラクシィなアイテムも重宝したいシーズンです。
メンズではオールインワンの中でも、ボイラースーツのタイプが多かった印象。
プラダのようなショート丈のプレイスーツは取り入れる難易度が高めなので、コーデしやすいボイラースーツがオススメです。
ベスト
写真順:アーデム / ディオール / ジョルジオ アルマーニ(出典元:VOGUE)
2022年春夏で、これでもかというほど多くのブランドが取り入れたトレンドトップス、ベスト。
ベストと言えばレイヤードが一般的ですが、ベスト一枚で着こなすブランドがとても多かったです。
もはやベストとノースリーブの境目が難しいところ。
シャツの上にレイヤードするベストももちろんアリなので、さらっと取り入れたい方はレイヤードがオススメ。
2022年春夏は、ベストの中でもニットがトレンド感強めですよ!
ポロネック&ヘンリーネック
ポロネック
写真順:ジルサンダー / ルード / フェンディ(出典元:VOGUE)
90年代を感じるクラシカルなアイテム、ポロネック。
2022年春夏コレクションで、90年代を比較的強く感じるトレンドの1つです。
ベーシックなデザインから、ボタンダウンが深いデザイン、ボタンなしのデザイン…と、カラーやデザインはブランドにより様々。
今季はショートパンツと合わせて、“ラフな休日”っぽさのあるリラクシィなコーデがオススメ。
ヘンリーネック
写真順:ドルチェ&ガッバーナ / エルメス(出典元:VOGUE)
こちらも懐かしさのある、ヘンリーネック。
写真ドルチェ&ガッバーナのような、大きなヘンリーネックでワイルドでオトコらしいコーデを楽しむのもいいし、
エルメスのようにさらっとコージーに着こなすのも◎。
柄モノのヘンリーネックなら、抜け感もアップ出来ますよ。
開襟シャツ
写真順:ポールスミス / エトロ / エルメネジルド ゼニア(出典元:VOGUE)
2022年春夏、要注目な開襟シャツ!
ボウリングシャツに近いタイプも多いですが、ロングスリーブやシャツジャケットでも開襟のデザインが多数見られました。
今季は柄モノが多いので、自分だけの個性を発揮するプリントで選びたいアイテム。
上級者さんは、柄×柄でレイヤードして、より深くコーデを楽しんじゃいましょう!
Vネック
写真順:マッシモ アルバ / ドルチェ&ガッバーナ / ジョルジオ アルマーニ(出典元:VOGUE)
2022年春夏に急上昇!なトレンド、Vネック。
ここしばらくはクルーネック正義の時代が続いてましたが、ついにVネックが帰ってきました!
今年のVネックの傾向は、ジャストサイズからオーバーサイズめの、ちょっとリラクシィなタイプ。
そして写真ドルチェ&ガッバーナのような、ネックが大きく切り開かれたセクシーなスタイルも見られました。
素材はニットが多い印象。
Vネックは、スキニーを合わせたりすると、懐かしいお兄系になりがちなアイテム。
柔らかさのあるニットで選んだり、鮮やかなカラーで遊びを入れたり、春夏シーズンはショートパンツと合わせるのがいいですね。
お兄系にならないように、オトナの今っぽスタイルにしましょう!
カーディガン
写真順:ミッソーニ / ルード / エルメス(出典元:VOGUE)
定番アイテムながら、2022年春夏のトップストレンドのイチオシ!カーディガン。
ノースリーブやロングやクロップ丈など、様々なカタチで2022春夏コレクションに登場しているんです。
今年っぽくカーディガンをそのまま肌の上に着るものアリ。
レイヤードでさらっと着こなすのもヨシ。
個性派カラーやプリントでコーデに遊びも入れてもいいですね。
全体のコーデをキレイめにまとめてくれるカーディガン。2022年春夏のマストバイです!
ブーツカット
写真順:エチュード / ディオール / アクネ ストゥディオズ(出典元:VOGUE)
2020年からトレンド入りしたブーツカットは、2022年春夏もまだまだパワーのあるトレンドボトムス。
2年前より取扱うブランドは減少傾向なものの、今年もまだ取り入れているブランドがあります。
その中でも今季は、写真ディオールのような“スリット入り”のブーツカットを展開するブランドが目立ちました。
2022年に買うなら、スリット入りがオススメ。
ワイドパンツ
写真順:エトロ / ディオール / トッズ(出典元:VOGUE)
もはや近年のトレンド常連、ワイドパンツ。
2022春夏コレクションでは、レギュラーも多かったですが、ワイドパンツもまだまだ要注目です。
今季はTHE・ストリート!なオーバーサイズより、キレイめにまとめるブランドが多かった印象です。
比較的柔らかみのあるカラーや素材が多いので、どちらかと言えばコーデにリラクシィさをプラスしたイメージ。
今年は全身オーバーサイズよりも、ボトムスだけワイドのシルエットがオススメです。
センタープレス
写真順:プラダ / ポールスミス / ディオール(出典元:VOGUE)
2022年春夏のキレイめスタイルにオススメなトレンド、センタープレス。
ここ数年はずっとトレンド傾向ですが、今年もしっかりトレンド継続です。
今年のコレクションではショートパンツ×センタープレスのデザインが多かった印象です。
カジュアルスタイルにセンタープレスのボトムスで、ちょっとキレイさをプラスすると今年っぽいコーデを楽しめますよ。
カーゴパンツ
写真順:Yプロジェクト / フェンディ / ポールスミス(出典元:VOGUE)
昨年からトレンド傾向のアースカラーが2022年も強い中、アースカラーが映えるカーゴパンツもトレンドに。
今季はショートパンツのカーゴデザインも多いです。
カーゴらしいアウトドアスタイル、ブレザージャケットと合わせたミックススタイル、ミリタリーテイストスタイル、と、かなり幅広くコーデに使えます◎。
他のトレンドとも合わせやすいので、2022年春夏のデイリーユースにオススメ。
ショートパンツ
写真順:ディオール / トッズ / アクネ ストゥディオズ(出典元:VOGUE)
ここまでショートパンツの写真が多かったので、お察しの方も多いハズ。
2022年春夏のトレンドボトムスは、ダントツでショートパンツ!
春夏なので当たり前でもあるのですが、今季はショートパンツにポロネックやバケットハットと合わせた、90年代スタイルがトレンド感強め。
お父さんの休日的なラフさのあるスタイルもまた、昨年からのリラクシィなトレンドを引き継いでいるようです。
ご紹介したセンタープレスやカーゴで選ぶのも◎。
熱い季節は、ショートパンツでシーズンを楽しみましょう!
イエロー
写真順:アリクス / エルメス / Yプロジェクト(出典元:VOGUE)
昨年の注目カラー、2022年春夏もやっぱり強い!今年もイエローに要注目です!
今まで長らく脇役だったイエローが、昨年のトレンドカラー入りにより、有名ブランドたちがメインカラーとして注視している様子です。
コロナ禍でどんよりしがちな世の中、イエローでぱっと明るくなるようなファッションを楽しみたいですね。
昨年でイエロー慣れした方も、まだ手を出してなかった方も、2022年春夏コーデの主役として取り入れたいカラーです。
迷彩
写真順:エチュード / ディーゼル / ドリス ヴァン ノッテン(出典元:VOGUE)
昨年トレンドインした柄、迷彩。
ミリタリー色が強い柄ですが、2022年春夏はミリタリーとしてよりも、ミックススタイルとして取り入れるブランドが多いです。
写真のブランドたちのような、“ちょっと一味加えた迷彩”が今年っぽさのある迷彩。
エチュードのブラシを入れたようなプリントや、ディーゼルは柄のサイズとカラーで抑揚をつけるデザインなど、遊び心のある迷彩デザインに注目です。
カラーブロック
写真順:ダンヒル / プラダ / ドリス ヴァン ノッテン(出典元:VOGUE)
2022年春夏のデザインで、かなり多く見られたトレンドがカラーブロック!
3色以上の複数カラーを取り入れたデザインのウェアが非常に多く、使用しているカラーは鮮やかなカラーが多いです。
カラーブロックはコーデに深みを与えてくれる、遊び心あふれるデザイン。
コーデで遊びたいメンズは、2022年春夏にカラーブロックを取り入れましょう!
レザー
写真順:Yプロジェクト / バーバリー / アミ アレクサンドロマテュッシ(出典元:VOGUE)
永遠に定番でありトレンドでもある、レザー。
2022年もレザーアイテムは大活躍間違いなしです!
定番のジャケットも、レザーコートも、レザーパンツも、オールOK。
レザージャケットならクラシカルなスタイルにまとめるのがオススメ。
コートやパンツは抜け感アップアイテムとして取り入れましょう。
光沢
写真順:ディオール / イザベル マラン / ジョルジオ アルマーニ(出典元:VOGUE)
春夏の光沢アイテムはレディースの印象が強いですが、2022年春夏はメンズにもトレンドとして登場!
スパンコールやエナメルより、メンズはサテン系の控えめなツヤを取り入れるブランドが多いです。
ブラウンやカーキにさりげなくツヤ感のあるアイテムが、抜け感あってオススメ。
オシャレ上級者さんは、ゴールドやスパンコールなどの光沢の強いアイテムを取り入れてみてください。
透けニット
写真順:ドルチェ&ガッバーナ / チルドレン オブ ディスコーダンス / ダンヒル(出典元:VOGUE)
日本では流行らないと思われますが、2022年春夏コレクションでは透けニットがトレンド。
ざっくり編みで、肌やレイヤードが透けて見えるコーデが多数見られました。
肌に直接はちょっと難しいですが、レイヤードのテクとして取り入れたいですね。
透けニットでレイヤードのレベルを一段階上げちゃいましょう!
デニム
写真順:ルイヴィトン / ドルチェ&ガッバーナ / フェンディ(出典元:VOGUE)
2022年春夏、デニムアイテムが超熱い!
ボトムスからジャケットまで、今季はデニムがかなり大量豊作です。
カラーはインディゴやライトブルーなど、ブランドにより様々でした。
シルエットはレギュラーからワイドが多めの印象です。
定番アイテムなので、コーデについては語る必要もないですね!
バケットハット
写真順:ルイヴィトン / プラダ / ディオール(出典元:VOGUE)
最後になってしまいましたが、2022年春夏の最大のトレンドと言っても過言ではありません!
今季はバケットハットを取り入れるだけで、今年っぽコーデになりそうです。
90年代ストリートファッションを代表するバケットハットは、かぶるだけでトレンドのクラシカルなムードを演出してくれます。
ストリートのイメージが強い方も多いですが、2022年春夏は、ストリート系でないブランドでも多数コーデされているのでご安心を。
小物なので、日頃チャレンジしないカラーや柄も取り入れやすいですよね。
バケットハットの形も、最近は台形やツバ広など幅広く展開されてきているので、コーデの遊びにピッタリ。
2022年春夏のマストハブとして、お忘れなく!
【3】今後注目したいアイテム
写真順:メゾン ミハラヤスヒロ / Yプロジェクト / ディーゼル(出典元:VOGUE)
まだトレンドとまでは行かなさそうですが、筆者の気になるアイテムをご紹介。
昔からあったと言えばありましたが、“新しいレイヤードパンツ”とも言える、ボトムスの上にボトムスを履いているかのように見えるパンツがじわじわ来そうです。
腰回りにアクセントを入れてくれて、しかし既存のベルトとは少し違う印象が都会的。
遊び心が感じられるデザインで、今後に注目したいアイテムです!
【4】まとめ
2022年春夏、メンズのファッショントレンドはいかがでしたでしょうか?
全体的にまだクラシカルトレンドが継続しているものの、昨年までは70年代や80年代だったものが
90年~00年代へと、今年は進んだ時代のクラシカルトレンドが多かったですね。
懐かしさを感じる方も多いハズ。
その分、取り入れやすいアイテムも多くて、コーデしやすいのが嬉しいです。
みなさんにも、2022年のお気に入りトレンドが見つかっていれば幸いです。
2022年春夏の靴のトレンドもまとめてます!要チェック!
【1】2022SSのメンズシューズ2022年春夏コレクションが続々と発表されています。まだまだコロナ禍で外出しづらいシーズンだからこそ、靴はバチッとトレンドを抑えておきたいアイテム。2022年春夏、注目したいアイテム[…]
2022年のパンツトレンドも公開しました!
【1】2022年春夏流行りのパンツの特徴オシャレなメンズの、毎年気になる“流行りのパンツ”。2022年の特徴を、有名ブランドたちのコレクションから調査してきました!今年のポイントは、ズバリこちら。[…]
小物も手を抜かないのが上級者!バッグのトレンドもお忘れなく。