世界のトレンドカラーの先駆け、パントン社による2021SSのトレンドカラーレポートから
春夏のトレンドカラーをピックアップしました！
【１】2021SSのトレンドカラー
2021年春夏コレクションが続々と発表されましたね！
コレクションで、多くのブランドに取り上げられたトレンドカラーの有力候補はこちら。
■ ホワイト系
■ ブルー＆グリーン系のシャーベットカラー
■ ブラウン系
■ オレンジ系
こうして見ると結構まちまち…
に感じるかもしれませんが、多くのカラーが発表された2021SSは、大きく分けて４つのジャンルに分類できます。
【２】2021SSのカラーパレット
情熱的だった秋冬とは打って変わって、2021SSはカラーがとっても豊富。
ご紹介した４つの有力なトレンドカラーの他にも、こんなにたくさんのカラーが展開されているんです！
ジャンル別でトレンドカラーの特徴を４つに分類してみると、こんな感じ。
１．エネルギーカラー
活気に溢れたエネルギッシュなブライトカラーからビビットカラー。
２．パステル＆シャーベットカラー
あたたかな春を感じるパステルと、涼しさを感じるシャーベットカラー。
３．アースカラー
ナチュラルな抜け感のある、アースカラー。
４．ニュートラルカラー
色褪せない、定番のニュートラルカラー。
トレンドカラーの入れ方は、昨年と同じく全身のカラーを統一したワンカラーコーデが多めの印象です。
パントン社のカラー名と、2021年春夏コレクションの写真を元にご紹介していきます！
【３】2021年春夏のトレンドカラー30選
エネルギーカラー
2021年春夏コレクションでは、エネルギッシュな明るいカラーパレットが目立ちました！
カラーの種類は様々で、今季はカラーで鮮やかさを楽しみたいシーズン。
自分に合うエネルギーカラーで、春夏は元気なファッションを取り入れましょう。
１．Raspberry Sorbet
写真順：バルマン / ステラマッカートニー / ヴェルサーチェ（引用元：ファッションプレス）
ラズベリーシャーベットのカラーインスティテュートは「生き生きとする」「食欲をそそる」。
エネルギーカラーの中でも目を引くピンクは、女性らしい強さとエネルギッシュさを感じられます。
写真ステラマッカートニーやヴェルサーチェのように、フリルやレースでオンナ度あがるスタイルに決めたいカラーです。
なかなか目立つカラーなので、使いにくさを感じる方も多いですよね。
写真バルマンのように、部分的な取り入れ方をするのも◎ですよ。
２．Amethyst Orchid
写真順：ジバンシィ / トムフォード / ヌメロヴェントゥーノ（引用元：ファッションプレス）
花から着想を得たアメジストオーキッドは、個性的な魅力を引き出してくれるカラー。
パッと見ると個性が強い印象に対して、意外と様々なカラーと合わせやすいカラーです。
ニュートラルカラーはもちろん合わせやすいですが、ブルー、イエロー、オレンジ、グリーンなどと合わせるとアクティブな雰囲気になります。
写真ヌメロヴェントゥーノは、悪目立ちしすぎずにそれらのカラーを合わせた、アクティブカラーコーデのお手本ですね！
３．French Blue
写真順：アニエスベー / バルマン / トムウッド（引用元：ファッションプレス）
昨年はクラシックブルーがトレンドカラーでしたが、2021年春夏はクラシックブルーよりも、鮮やかなブルーがトレンドカラー。
知的なクールさもありつつ元気なフレンチブルーは、トレンドのワンカラーコーデもしやすい便利カラーです。
写真の通り、アイテム次第でキレイめにもスポーティーにも変身出来ちゃいます！
バルマンのようにデニムと合わせても抜け感が出てかわいいですよ。
2021年春夏コレクションでは多くのブルーコーデが見られ、昨年に続くトレンドカラーとして有力候補です！
４．Blue Atoll
写真順：キアラフェラーニ / シャネル / ルイヴィトン（引用元：VOGUE / ファッションプレス）
海に浮かぶ熱帯の島を連想させる、ブルーアトール。
南国の海のような自然のカラーですが、都会的な印象も与えてくれるトレンドカラーです。
全身ブルーアトールでまとめて、トレンドコーデにするのもアリですが
写真のように別カラーとのコーデで洗練されたオシャレ感を出すのがオススメ。
キアラフェラーニのように、差し色に使うのも上級オシャレテクです！
５．Mint
写真順：トッズ / アリス アンド オリビア / ミュウミュウ（引用元：ファッションプレス / VOGUE ）
涼しげでクールな印象があるミントは、クラシックとフェミニンを引き立ててくれるカラー。
エネルギッシュなグリーンは使いづらいイメージがある方も多いですが、ブラックやブラウンで締めるとまとまりが出ます。
意外とピンクやパープルとも合うので、カラーで遊んでみるのも楽しいですよ！
６．Illuminating
写真順：フェンディ / ヴェルサーチェ / アクネストゥディオズ（引用元：ファッションプレス / VOGUE ）
パントン社が「楽しい、友好的」と表現するイエロー、イルミネーティング。
イエローが苦手という方も多いですが、わずかにホワイトを混ぜたこのイエローは意外と使いやすいカラーです。
写真ヴェルサーチェのように、メインカラーに使用しても刺激的過ぎず、スッキリ落ち着きます。
普段使いならイルミネーティングの差し色を入れるだけで、トレンドのエネルギッシュな印象に。
ウェアよりもバッグやシューズで取り入れるのが、汎用性高くてオススメです！
このイルミネーティング、2020年12月に発表されたパントンカラーオブザイヤーにも選ばれました！
春夏のみならず、2021年を通してトレンドカラーとなりそうです。
詳細はこちらをご確認ください！
2021年はグレー×イエローのコンビカラー。
この２カラーに組み合わせやすいカラー、オススメの服とアイテム、コーデ例まで、今年のカラーオブザイヤーのファッションを徹底解説します。
７．Marigold
写真順：マルケスアルメイダ / レラローズ / バレンシアガ（引用元：VOGUE / ファッションプレス ）
マリーゴールドは、オレンジよりもイエローに近く、あたたかみと柔らかさを感じるカラー。
トレンドのワンピースなど、2021年春夏はワンカラーコーデが多く使用されています。
写真バレンシアガのように、ブラックでピリッと締めると都会的な印象に。
カラーコーデが少し難しいカラーですが、近似色のイエローやグリーンの他、ブルーとの相性も◎。
ホワイトで繊細なイメージにするのもGOODですよ。
８．Orange Ochre
写真順：アクネストゥディオズ / スポーツマックス / バーバリー（引用元：ファッションプレス ）
まさにエネルギー！なオレンジオーカーは、2021年春夏コレクションを騒がせているトレンドカラーです。
こちらもマリーゴールドと同じで、単色ならあたたかみのある元気なカラー。
一方、ブラックと合わせると結構辛口に。
あまり辛口になりたくない方は白や肌見せで緩めてあげて。
ワンピースやトレンチコートをオレンジオーカーにすると、都会的なイメージになります。
パステルカラー＆シャーベットカラー
近年春夏で定番の淡いカラーたちも2021年春夏のトレンドカラー。
昨年よりもパステルカラーが増えた印象です。
そして注目のシャーベットカラーも、昨年からの継続トレンドの様子です！
９．Pirouette
写真順：シャネル / モスキーノ / ヴェルサーチェ（引用元：ファッションプレス ）
繊細でロマンチックなピンク、ピルエット。
こちらはシャーベットよりも濃いめのパステルカラーです。
特にフェミニンなドレスやワンピースなど、女性らしさを出したいシーン向けのコーデに多く取り入れられた印象。
甘めで優しいイメージのピルエットは、お出かけコーデにピッタリです！
１０．Purple Rose
写真順：ケンゾー / マージュ / ネヘラ（引用元： ファッションプレス / VOGUE / ファッションプレス ）
パントン社が「魅惑のメッセージを伝える」と説明するパープルローズ。
ドリーミーで、冷たさと柔らかさを感じられるカラーは、2021年春夏のシャーベットカラーとして取り入れたいカラー。
主張しないカラーは、他カラーと組み合わせて写真ネヘラのように遊ぶのも◎。
繊細な魅惑さが感じられるパープルローズは、オフの日も通勤にも使える嫌味のないカラーです。
普段とはちょっと違う自分を演出できそう！
１１．Cerulean
写真順：ボス / ジョルジオアルマーニ / クロエ（引用元：ファッションプレス ）
晴れた日の空のようなブルー、セルリアンは2021年春夏コレクションに数多く姿を見せたトレンドカラー。
淡いシャーベットカラーのセルリアンは、知的さも柔らかさもある美味しいトコ取りカラーです！
写真の通り、カラーコーデもバリエーション豊富。
ブラウンやオレンジの暖色カラーでカジュアルに、ピンクやパープルでフェミニンに、とデイリーコーデをぐっとレベルアップしてくれます！
ジョルジオアルマーニのように、ワンカラーでまとめても都会的で繊細なコーデになりますね。
１２．Beach Glass
写真順：ジョルジオアルマーニ / サルヴァトーレフェラガモ / モスキーノ（引用元： ファッションプレス ）
セルリアンと同じく、2021年春夏の有力なトレンドカラー、ビーチグラス。
2021年春夏コレクションで見られたシャーベットカラーの中で、最も多かったのではないでしょうか？
パントン社が「波の流れにのってなめらかに転がる水っぽさ」と表現するビーチグラスは、白を混ぜたブルーとグリーンの中間色。
シャーベットカラーなので涼しげな印象もあり、青緑のニュアンスが都会的なイメージにしてくれます。
全身ビーチグラスでも、淡い色なので目立ちすぎないのが嬉しいカラーです。
アースカラー
アースカラーは大地や植物などの自然物をイメージした、ブラウンからグリーンのパレット。
今までは秋冬のイメージが強いカラーでしたが、2021年春夏はアースカラーが大豊作！
自然を感じるカラーで、ヘルシーなファッションスタイルを目指したいシーズンです。
１３．Pickled Pepper
写真順：ヴァレンティノ / ヌメロヴェントゥーノ / ジェニー（引用元：ファッションプレス / VOGUE ）
やや甘くて、心地のよいピリっとした締まりのある、ピクルドペッパー。
イエロー寄りのグリーンは、マンネリしがちなコーデのスパイスにベストなカラーです。
写真の通り、アイテムやコーデ次第でキレイめもカジュアルも◎なので、意外と使いやすいんです。
ヴァレンティののように、トレンドのクロシェやレースとも相性バツグン。
１４．Sphagnum
写真順：セリーヌ / トムウッド / アルチュザラ（引用元：ファッションプレス / VOGUE ）
2021年春夏の本命トレンドカラーのカーキ、スファグナム。
定番カラーなので、使い勝手のよさはご存知の通り。
より今年っぽさを出すなら、全身アースカラーでまとめてワンカラーコーデにしたり
トリムウェアやマキシ丈アウターなど、トレンドアイテムで取り入れると◎。
１５．Desert Mist
写真順：マックスマーラ / トッズ / アマンダ ウェイクリー（引用元：ファッションプレス / VOGUE ）
淡いブラウンのデザートミストは、「粉状の砂が舞うイメージ」とパントン社は語ります。
デザートミストは自然を彷彿とさせ、2021年春夏の自然に寄り添うファッションテーマに沿いやすいカラーです。
いろいろなカラーとも合わせやすいので、着回し力抜群！
あたたかみのあるナチュラルさで、オトナコーデにしたいカラーです。
１６．Macchiato
写真順：ボス / ヴァレンティノ / マックスマーラ（引用元：ファッションプレス）
クリーミーでマイルドなブラウン、マキアート。
柔らかみを生かしてオーバーサイズやゆるっとシルエットがオススメのカラーです。
場所を選ばない嫌味のないカラーなので、セットアップやワンピースにも◎。
ブラウンといえば秋冬感もありますが、パステルカラーと合わせれば春夏っぽく仕上がります。
１７．Rust
写真順：アダム リップス / マーガレット ハウエル/ マイケルコース（引用元： VOGUE ）
これが春夏…？と思ってしまう、秋のブラウンであるラスト。
パントン社も「秋の色合いを象徴するものであり、春のパレットの特徴ではない」としていますが、2021年春夏の有力なトレンドカラーなんです！
ベーシックなカラーなので様々なカラーとの相性もいいのが嬉しいですね。
全身ラストで、ワンカラーコーデにすると今年っぽ感がさらに増します。
アースカラーコーデを取り入れるのにも、一番難易度が低いオススメカラーです。
ニュートラルカラー
決して廃れないカラー、ニュートラル。
使いやすい万能カラーたちにも、わずかに2021年の特徴があるんです！
「今年っぽニュートラル」たちをご紹介します！
１８．Baby’s Breath
写真順：ヌメロヴェントゥーノ / ジバンシィ / ステラ マッカートニー（引用元：ファッションプレス ）
2021年春夏コレクションは、全身ホワイトで固めたオールホワイトコーデが数多く展開されています！
ホワイトの中でも温もりがある、ベビーズブレス。
あらゆるカラーと組み合わせられますが、今季は全身オールホワイトがオススメコーデ。
スラックスやベストなど、メンズライクなアイテムならホワイトでもクールに決まります。
ニットやクロシェ、レースならキレイめ＆甘めに。
コーデするのが楽しくなるベビーズブレス、2021年春夏のマストバイです！
１９．Ultimate Gray
写真順：サルヴァトーレ フェラガモ / ジョルジオ アルマーニ / ヨーロピアン カルチャー（引用元：ファッションプレス / VOGUE ）
不動の定番カラー、アルティメットグレー。
もはや説明も必要ないくらい、安心の万能カラーですね！
2021年春夏も、引き続きワンカラーコーデがトレンドです。
キレイめにもカジュアルにも、グレーを使うなら全身グレーにして今っぽレディーになりましょう！
２０．Polar Night
写真順：セリーヌ / エトロ / ハイク（引用元：ファッションプレス）
ネイビーの中でも深く落ち着いた暗めのカラー、ポーラーナイト。
秋冬のトレンドだったブラックに飽きた方に、ぴったりなカラーです。
ブラックより柔らかく春夏らしさがあり、ブルーよりも落ち着きがあるので
ニュートラルカラーをヘビロテするなら、このポーラーナイトがオススメです。
重たくなるのが気になる方は、ホワイトやパステルカラーなどの明るいカラーを取り入れて、軽く仕上げて。
２１．Inkwell
写真順：イザベル マラン / ハイク / ヌメロヴェントゥーノ（引用元：ファッションプレス ）
ブラックに見えてしまうけれど、ほんのちょっとだけ青が感じられるカラー、インクウェル。
2021年春夏のトレンドブラックはくすんだような、マットなブラック。
秋冬のブラックよりも、柔らかみがあります。
写真、ヌメロヴェントゥーノのウェアとバッグを見ると違いが分かりやすいかもしれません。
ただのブラックじゃないこの絶妙さが、オトナの抜け感がありますよね。
今季ブラックを買うなら、色合いはインクウェルで決まり！
【４】まとめ
2021年春夏のトレンドカラー、いかがでしたでしょうか？
たくさんご紹介しましたが、ブラウン系、ブルー＆グリーンのシャーベットカラー、オレンジ系のエネルギーカラー、ホワイト系が
とても多くのブランドに取り扱われた2021年のトレンドカラー候補です。
個人的にはエネルギーカラーは普段使いしづらいので、小物やトップスにちょい入れから取り入れていきたいところ。
同じような方には、アースカラーコーデやオールホワイトコーデが難易度低くてオススメです。
2021年春夏は、カラフルにファッションを楽しみましょう！
2021年春夏は、カラフルにファッションを楽しみましょう！
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